医療科目の種類

産婦人科

「産婦人科」といえば、まず出産に携わる医療科であるとこがわかりますが、産婦人科の中には、産婦人科・産科・婦人科・周産期医療と領域があり、不明瞭になっています。これまで、国内では産婦人科や産科や婦人科という分野は、お産のルーツがお産婆さんと呼ばれる、現在の助産師が行なっていた為、長い間医学の一分野として成立してはいませんでした。

帝王切開や、緊急手術が必要な場合のお産の際に、外科医が手術を行なっていました。分娩監視装置と呼ばれる、分娩台が発明されたころから、「産科」という診療科目が確立されました。その後、産科は女性一般を診る産婦人科から、独立して産科とし確立しました。それと同時に、帝王切開も外科医が主に行っていましたが、徐々に離れるようになりました。

産婦人科は、現在問題になっている医師不足の代表的医療科です。労働環境が悪い、訴訟率も高い事から、非常にリスクが高い医療科です。ただし、産婦人科は他の診療科と違い、魅力もいっぱいあります。それは、「新しい命」「これからの未来」を生み出せる場所だからです。ですから、明るく、朗らかな雰囲気が漂っており、やりがいがあり、感動的という理由で産婦人科医を目指し、希望する方も沢山います。

大学の医学部では産婦人科は帝王切開などの手術があるために、外科の一部と扱われます。帝王切開手術の技術が一人前になる為には、10数年かかる為それらを経てやっと一人前の産婦人科医になれるのです。

また、産婦人科医には、専門資格があります。それは、「産婦人科専門医」というものです。医師免許のように、国家資格ではありませんが、社団法人日本産科婦人科学会によって規定されている学会認定資格です。産婦人科医として医療活動をする為にこの資格は必須ではありませんが、「産婦人科専門医」という資格は、産婦人科医としての「技術」と「知識」が豊富で熟練されているという証明ですので、患者さんにとっては「安心感」が得られるのではないでしょうか?