主な職種
公的総合病院
かつて存在していた、日本の特殊法人である「日本医療団」は日本全国の医療の普及と医療内容の向上を目的として、結成された。結成当時1942年頃の医療は開業医制度が基盤だった為に、必然的に医療の需要の多い都市部に開業医が集中するという傾向になってしまっていた。
その為、地方の市町村には医師がいないという問題も発生していました。これらの問題を解決する為に、医療団が設立され、「公的診療所」を配置して、それと同時に上部組織として「公的総合病院」を各道府県に設置しました。
これに対し、都市部に集まった開業医からは、「医療団の設立は公的診療所や、公的総合病院に開業医を従属させ、開業医制度を否定したものだ」と反対論が強かった為、厚生省は「公的医療機関」と「開業医制度」の二枚看板を挙げ、軌道修正をしました。
日本医療団は公的な病院の経営と、医療従事者の育成を行なっています。一般的な病院経営内容として、ベッドの数で名称を変えて、中央総合病院は500床、都道府県総合病院は250床、地方総合病院は50床、地方診療所は50床未満とし、今まで医師がいなかった、地方の県や市町村にそれぞれ設置し是正しました。
公的総合病院の始まりは、上記のような歩みがあったのです。今現在各県、各市に公的総合病院が配置されているからこそ、いざという時にすぐに通院できるようになったのです。
もしも、開業医のみなさんが、都市部に集中したままだったら、患者さんはわざわざ電車、バスなどを使って、出向かなければなりませんでした。